2007/02/27

2007.02.26

 久々に漫画喫茶に来ています。こんなにストイックに何かを出来る場所は無い。だから好きです。この密閉感がたまらない。



 特記する事は特に無いのですが、そんな時に無理矢理搾り出すのが好きなんです。面白い事があった日はあまり書きません。解るだろうかこの感覚。至極贅沢な行為です。

 この履き違えたブルジョアジーな感覚を楽しむのが好きなんです。「パンが無いなら、ザボンを食べればいいじゃない。」的な。ザボンは見た目は大きなミカンだけど、加工しないと美味しく無いからね。加工したところで、まぁ、別になんだけど。でもまぁ、パンも無い事だしなぁ。パン無いかぁ。んじゃ焼くか!パンを焼くか?あぁ。ザボンにする?別に私が焼いてもいいよ。あそう。じゃぁ、その小さいやつでいいや。うん。ありがと。



 あ、あのですね、私の作る水出し珈琲が死ぬほど美味しいのです。本当に美味しくて誰にも飲ませた事が無い程に美味しいんですけど、『本当に美味しいのだろうか?』と思ったです。もしかしたら、自分以外は全員ロボットで、私が見えてない所では皆止まってるんじゃないだろうか?みたいな小学生の時に誰でも思う無意味な疑心暗鬼的な。その感覚は未だに引きずってるんですけど。

 それで、初めて母に飲ませてみたんです。凄いドキドキですよ。万が一、「不味い」と言われた日には、もう今までの私を全否定されるのと同意です。私が唯一誇れるコレに、しかも肉親から否定をされた場合、一家離散。家庭内一家離散。同じ家にいながら全く会話も無く、家に帰っても食事も無い。洗濯も掃除も別々。「sada君、お母さんと最近どう?この前お母さんに、「sada君元気?」って聞いたら、「さぁ?全然話してないから」って言われたんだけど?」なんてお隣さんに聞かれたり。そう。それが家庭内一家離散。だとしたら、私は4年前から一家離散気味です。そろそろ洗濯しないとパンツがありません。


 あー、それで、この前、風呂上りにパンツが無く、夜中の3時頃「パンツ無いわぁ。パンツが無いわぁ。」と全裸で台所をウロウロしてました。この前。


 以上、台所で「パンツが無いわぁ。」と、私が全裸で歩いてたお話でした。



 話は戻りますが、珈琲を飲んだ母は一言

 「うん。美味しいね。」だって。



 いや、嬉しいけどさ。美味しいさ。でもさ、もっと美味しいでしょ。いや、嬉しいけど。何か違うんだよね。そーゆーアレじゃないんだよね。もっとさ、無いの?こう、こんな美味しいの初めてだわよ的な。エゴだよ。ココまで来るとエゴかも知れないけど、私的には、もっと美味しい訳さ。貴女はさ、バーミヤンの花巻(揚げ)を食べる時、アオシスで水を飲むラクダみたいな顔をするじゃない。確かに実際にオアシスで水を飲むラクダを見た事は無いけどさ、もっと言うとラクダも見たこと無いからね。あと、オアシスも。もう、ファンタジーの世界だからね。青いブリンクって言われてもさ、青く無いブリンクはいるの?そーゆー事。私が言いたいのはそーゆー事。



 まぁ、青いブリンクも見たこと無いんだけどね。いたらゴメンね。青く無いブリンク。