2007/02/09

2007.02.08

 先日、昔働いてた会社のチーフから電話がありました。「あのさ、また社員がどっかに飛んじゃったんだけど、お前戻ってこない?お前のブース誰も使ってないからそのまんまだよ。年齢の2倍で受け入れるけど。」と。

 一瞬揺らぎましたけど、あの忌まわしい聞いた事も見たことも無いOSと丸4日向き合い、日本語の書いてないキーボードを叩いて、疲れ過ぎて嘔吐しながら、過労死するのは嫌です。色んな事がフラッシュバックしてきたので「薩摩と長州をもう一回仲悪くするまで死ねません。つーか私のネクタイ返せ。」と。



 悪い人じゃないし、やたら美味いご飯を奢ってくれるし、気が合うので、何度か辞めた後も仕事を手伝っていたのですが、その電話で「とりあえずさ、手伝ってくれてた分のギャラを外注扱いでそろそろ振り込むから、口座教えて。あと、この前遂に家買ったよ。まだ一回も帰ってないけど。」と。

 お金を頂けるって事で、断る理由も無いし、下手したら中古のノートPC買う足しぐらいになるだろうと思い、口座番号教えて、今日残高を見てみたのですが、何だ。何だろう。コレ。”下手したら新品のメーカ物のノートPCが全種類買えるんじゃないか?”って金額が振り込まれてた。今の私の職場(低賃金)の年収ぐらいの金額が入ってた。間違い無く、あの会社のパブルは未だに弾けて無い事を確信した。でもチーフはこの金額を毎月貰ってます。そら家も買うわな。あと2週間以上帰れないらしいけど。


 いやらしいので金額は書きませんが、そりゃぁテンションも上がりますよ。テンションが上がりすぎて、テンシュンも上がります。テンシュンが上がった事により、サージェリーハイムが、やや左上がりになってしまう弊害が起きますが、咄嗟に右のハウシングレバーを少し下げたので、何とかトーチタイミングがずれる事はありませんでした。あのままテンシュンが上がってたらと今思うと。危ない所でした。



 それで、とりあえず友人に自慢の電話をした所、「とりあえず秋葉原に行け。そして高い機材を見ながら、『欲しいなぁ。欲しいなぁ。まぁ、買えるんだけどね!』と充分に味わった後に、即金で買え!」と。名案ですね。まぁ、普通に借金返済に全額当てましたけどね。





 借金の額が、返せそうな額になってしまい、本当にちょっと寂しいです。リアルな数字になりました。ゴールが見えてくる寂しさってのも有る。