2007/06/25

2007.06.24

 ほぼ毎日、終電で帰るので、家の近くまで来ると誰も歩いてません。軽くテンションが上がります。



 んで、最近の家は前を通ると、ペカ!っと明かりが点いたりするのです。防犯対策なんでしょうね。あの灯りが点くと、上がったテンションが元に戻ってしまいます。『あれ?今、アタイ何してたの?あれ?ダメ!思い出せない!』的な。

 今日も紀文の豆乳を飲みながら帰って”豆乳賛歌(ソクッタッチを中学校の時に一度だけ使った事あるよver)”を歌ってたのですが、もうすこしでサビって所で止められました。サビもいいけどその後のCメロ半ばで入ってくる語りの部分は秀逸なんですけどね。残念です。



 そんなこんなで、この前、楽器屋の店員さんにオーバーオールを頂いたのですが、私の手に余って非常に困ってます。オーバーオールを着こなせてこそ、本物の伊達男と呼べて然り。私の持ってる全ての服を駆使して挑んだのですが、裸にオーバーオールを着て麦わら帽をして軍手を着けるのが一番ベターでした。軍手もゴムが付いてなければモアベター。佐川急便愛用の高い軍手では格好がつきませんでした。


 妙子「軍手って10回言ってごらん。」


 妙子「もっと軍手って言ってごらん。」


 妙子「うん。良く言えたわね。おめでとう。」


 黒鍵は白鍵に恋をしている。白鍵は黒鍵を尊敬している。あの時、この意味が少しでも解っていたら、妙子と私の人生は変わっていたのかも知れない。これで良かったのかも知れない。そう、これで良かったのかも知れない。その事が無理に正当化してる事だと解っていたとしても、私は目を瞑る。


 妙子「ピザって言いながら通勤して」

 妙子「ピザって言いながら暇そう布団と布団の間に腕を突っ込んで」

 妙子「どう?」

 私「充電完了」

 妙子「うん。よく出来たわね。おめでとう。」

 私「ありがとう。」



 -あとがきー
 最後まで読んで頂き、ありがとうございます。本当は最初、バットエンドの予定だったのですが、私の中で妙子が一人歩きを始めてしまいまして、この様なラストになってしまいました。
 妙子がおでんやの親父と2人で買い物に行く際に、主人公も行くハズだったのですが、主人公を石川県出身にしてしまった為、話が変な方向に進んでしまったのだと思います。

 担当さんと相談したのですが「でも、私はキックボクサーマサルは好きでしたよ。」との一言を頂き、今回の話は妙子に書いてもらおうと。(笑)
 編集長さんに「別に、パトラッシュが一緒に死ぬのなら、コレはコレでドリカム現象と捕らえたらアリなんじゃないかな。」なんて励まして頂いた事も手伝って最後まで書けたのだと思います。

 ウチの息子が「俺、大工なんてぜってーやんねーからな!東京でロックスターになるんだ!」なんて言い出したので次回作の目処は立ってませんが、それにしても、あの子の糸ノコの腕は中々です。私なんてすぐに追い抜かれてしまうでしょう。


 また皆様にお会いできる日を楽しみにしています。  (雑草を結んで作った罠で人が転ぶとは思えないよな。なんて思いながら。)