2012/09/02

2012.09.01

ウチの親族は大衆心理を理解するのが下手なのに商売をやりたがるので、ほとんど失敗に終わります。それでも『時代は繰り返す』という大義名分を掲げて趣味を兼ねて雀荘を始めたうつけの冷やかしを兼ねて、法事を雀荘で行いました。
「場所は問題ではない。大切なのは気持ち」と言いながら盲牌している住職を見て、浄土真宗(大谷派)の戒律の緩さを実感します。

誰か三回忌という事で、さすがに金銭を賭けるのは避けたのですが、それでは面白く無いのでプライドを賭ける事になり、始めはカワイイ罰ゲーム程度だったのですが、夜も更けるにつれエスカレートして行き、明け方最後の半荘の『ビリは共産党に入党』は麻雀放浪記を彷彿させるピリつきでした。桜井章一の本を読んでおいて良かったと思いました。


あれだけ完成度の高いルールで、胴元が存在しないので寺銭が発生しないゼロサムゲームなので、人間性が反映されやすい所が最大の魅力だと思うのですが、その後ギクシャクしてしまうリスクがあります。でも、それだけ面白いという事だと思います。



「オタクなの?」と聞かれると否定するのは。決して下に見ているのでは無く、むしろその逆で恐れ多いと思っているからであって、でも正直アイドルオタクは下に見ていると思います。率直に言うと、表現が難しいけど、何だろう、気持ち悪いというか怖い。思考停止っぷりがカルトに見えるんだと思います。

私の中でオタクが2種類存在していて、K-BOOKsのスタッフをピラミッドの頂点とする「ルルーシュが、」から話し始める人達がオタクで、鳥坂先輩をピラミッドの頂点とするペイズリー柄のバンダナを頭に巻いて創刊からニュータイプを定期購読している人達がおたく。
前者はあまり解りませんが、恐れ多いと思っているのは後者です。現役の後者はもう戻れない所にまで行ってます。あの覚悟は凄いと思います。あのベクトルを変えれば世界を変えられると本気で思います。

ブームもあって星の数程の漫画やアニメがありますが、やはりダントツで鳥坂先輩を超える格好良いキャラはいない。「これだけは覚えておきたまえ。人間負けてしまったら負けだぞ」という言葉は死ぬまで忘れられない。



自分探しの旅は否定派です。親戚の子がそれでも旅に出たいと言うので「手塚治虫のブッダを読んで遊就館でやってる大東亜開戦70周年展に行ってから旅に行け」と忠告したら素直な彼は「自衛隊に入る」と言い出しました。

責任は取りません。 職業選択の自由は基本的人権だからね。