私は友人が少く、しかも友人と会いません。意図としてやってる訳では無いですが何となくです。その友人の中でもトップレベルの古株の友人が個展を開くという事で初めて代々木上原に足を伸ばしたのですが、酷く場違いな感じで、やたら楽しかったです。このブログを「生きてる狼煙を上げてる様なものだね。」と指摘されました。非常に的確な表現だと思います。
行った事の無い場所に行くと必ずやるのが”迷子ごっこ”です。大概、途中から”ごっこ”では無くなるのですが、それもこの迷子ごっこの醍醐味でもあります。知ってる場所に出た時の安堵感は初めてバスローブを着た時と同じぐらいの感動を覚えます。ローブがタオルってのは凄いですよ。何せ、ローブがタオル地ですから。
ちょっと前に、こう、ミシュラン的な店に行ったのですが、ミシュランがどうか知りませんが、仮に私がミシュランだった場合、こう、丸くて黒いゴムだった場合、それはもう、困ります。だってゴムですから。あー良かった。私がゴムで無かった事に感謝しながら、ミシュラン的な店に行きました。本当に感謝します。あと、ミシュランかどうかは知りません。
あーゆーお店だと、上着やらカバンやらを預かってもらったりするじゃないですか。仮に私がゴムだった場合、上着を預かってもらえたか定かではありませんが、とりあえず今の所、私はゴムでは無いので預かってもらいました。背中に大きくITALIAと書いてますが、純中国産です。
コートを預かってくれた店員さんは、「イタリアは好きですよ。良く行くんです。でも、中国は棍棒みたいな物で殴られた事があるので嫌いです。」と言ってました。何故、棍棒みたいな物で殴られたのかは、興味がありましたが、聞きませんでした。それが大人のマナー。
大人のマナー
何故、中国で棍棒みたいな物でなぐられたのかは、聞いてはいけない。
メニューが全て洋語だったので「全てシェフの気まぐれで作って下さい。」と注文してみたら、豚足の素揚げが一品目に出てきました。気まぐれだなぁ。